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アイアン

ゴルフにおいて、最も基本的で、欠くことのできないクラブがアイアンです。

ドライバーやウッドが無くても、アイアンとパターさえあればラウンドするのに困る ことはありません。

初級者向けと上級者向け

アイアンには、初級者向けと上級者向けが用意されていますが、、一体どんな基準で両者を区別すればよいのでしょうか。

実は初級者向や上級者向けというと一言で片付いてしまいますが、様々な要素が絡んでいます。

「初心者向けにデザインされているから」とか「上級者向けにデザインされているから」と 単純すぎる考えでなく、自分の打ちたいショットに適したクラブを選ぶ 事が大切です。

ドライバーパターは、日によって換えたりして楽しむという人はいますが、 アイアンは6本以上で1セットなので、高価でなかなか換えることが難しいです。
なので、よほどのお金持ちさんでない限り、選ぶ時には他のクラブよりもたくさん時間を掛ける必要があります。

飛距離

アイアンは、長いもの(若い番手)ほど飛距離が出て、 短いもの(大きい番手)ほど飛距離が出ませんが、 各番手の飛距離差は、一般的に10ヤードずつに設計されています。

打つ人によっても飛距離や各番手の飛距離差は変わりますが、 飛距離差がどの番手も一定になるようなものを選ぶのが理想です。

例えば、5番アイアンで180ヤード、6番アイアンで170ヤード、7番アイアンで160ヤード飛ぶ人がいたとします。
この人が8番アイアンで打つと、153ヤード飛ぶとします。
この時、5番から7番までは10ヤード刻みで一定しているのに、 7番と8番の飛距離差は7ヤードしかありません。
こういった場合は、ロフト角や長さを調整して、他の番手同士の飛距離差と合わせることが望ましいです。

もちろん、各番手の飛距離差がちょっきし10ヤードの必要はなく、11ヤードでも9ヤードでも問題ありません。
重要なのは、どの番手でも一定して飛距離が推移するということです。

ロフト角、ライ角、長さ、フェースプログレッション 一覧表

番手 ロフト角 ライ角 長さ(インチ) フェースプログレッション
3番 20.5°60°393.25
4番 23°60.5°38.5
5番 26°61°383.75
6番 30°61.5°37.5
7番 34°62°37
8番 38°62.5°36.54.25
9番 42°63°36
PW 48°63.5°35.5

この表は、この後の説明のためのものです。
ブリヂストン ツアーステージ X-BLADE GR アイアン XB-65カーボンのスペックを基にしています。

ロフト角

アイアンのロフト角 は、一般的に1番から5番までが3°ずつ、 5番から9番までが4°ずつ増えていきます。

このようなロフト角の推移は、上述したように、各番手同士の飛距離差を一定に保とうと設計された時に、 1番から5番までが3°ずつ、5番から9番までが4°ずつ増やしていくと、 飛距離差10ヤードを実現しやすいということから確定した値です。

メーカーやブランドによっては、10ヤードずつの飛距離差を実現するために、 一般的には3°増やすところを、2.5°にしたり3.5°にしたりと微調整されています。

上記表 で示した3番は20.5°、4番は23°で、その差は2.5°ですが、 これは3番と4番の飛距離差を考えて調節されたといえます。

長さとライ角

アイアンとライ角イメージ

クラブを選ぶ時は、 実際にクラブを構えた時のライ角 (シャフトと地面の間の角度)と、 クラブのスペックとしてのライ角(シャフトとリーディングエッジから計算して、 構えたときに最もよいとされる構えた時のシャフトと地面の角度)が一致する 長さになるように心がけます。

設計上のライ角よりも構えた時のライ角が小さい(寝ている)と球は左に、 大きい(立っている)と球は右に飛んでいきます。

また、実際のスウィングでは、インパクトの時にシャフトが少したわみ、 トー(さきっぽ)側が下がる形でヒットします。これを トーダウン現象と呼びます。 ですのでアイアンは、構えた時にトー側が地面から1.5ミリ程度浮く程度がベストとされています。
※トー側と地面の間に10円玉が1枚入るかどうかのチェック法があります。

重さ

まず、アイアンで最も気になる部分は そのアイアンを扱えるかそうでないかは、 重さ によってほぼ決まってしまいます。
重さ以外のスペックを間違えても扱えなくなることはありませんが、 重さを間違えてしまうと、振ることすら難しくなったり、怪我の原因になったりしてしまいます。

最近ではカーボンシャフトを使う人が多いですが、 スチールシャフトも好んで使う人もいます。

金銭的によほど余裕が無ければスチール、余裕があればカーボンを購入するほうがいいでしょう。

カーボンシャフトのものを買って、もしも軽すぎると感じた場合には、 重りを貼り付けたりしてバランス調節をすると、 自分だけのカスタマイズがでます。

逆に、スチールシャフトのものを買って、重すぎると感じても、 軽くする手段はありません。
アイアンは1本で購入するのではなくセットで購入するものなので、 絶対に、間違って扱えないものを購入しないことが大切です。

一般的に、アイアンは上級者向けになるほど重たくデザインされている傾向にあります。

コントロール性

アイアンは、セカンドショットやアプローチショットなど、 グリーンを目標としたショットを打つ機会が多いです。

そのため、飛距離などよりも方向性が定まるものを選んだほうが賢いです。
ピンそばに寄れば、その次のパッティングも楽になります。
1ラウンドのうち、パット数が多くて悩んでいる場合、実際にはパターが悪いのではなく、 アプローチショットがピンそばにちゃんと寄っていないことが原因ということもあります。

フェース面

アイアンのフェース面には、溝が掘り込まれています。 この溝によってボールに強烈なスピンが掛けられます。

しかしアイアンによって、この溝の形などが微妙に異なっています。
そして、その微妙な違いがスピンのかかり具合に大きく影響します。

スピンは、溝の形がはっきりしていたほうがよく掛かります。
溝の数は、多ければそれだけスピンが掛かるというわけではないので、注意が必要です。

また、大きな溝以外に、小さく(浅く)溝が掘られているものもあります。
だいたいがアプローチウェッジやサンドウェッジに彫られており、 弱いショットやフェースを開いて打ったショットにもスピンが掛かるように工夫されているわけです。

アマチュアの大概の人は、スピンが掛からない人が多いので、グリーンで止める球を打ちたかったら、 スピンが掛かりやすいフェースのものを選んだほうがいいでしょう。
プロの場合は、その完成されたスイングからは、スピンが掛かりすぎるので、 むしろスピンが掛かりにくいように打つこともありますが、我々アマチュアには夢の話です。

フェース面がどんな形であるのかは、商品の仕様には記載されておらず、 実際に手に取って見てみないことにはわかりません。
できることなら、打ってみてから購入したいものです。

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アイアンの紹介

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