クラブの用語
ゴルフ用品を正しく選ぶためには、説明を正しく読み取ることが大切です。
ここは、ゴルフ用品に関する用語の説明のページです。
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ライ角
| シャフトが長い | シャフトが短い | |
|---|---|---|
| 身長が高い | 標準(まっすぐ飛ぶ) | 立つ(右に飛びやすい) |
| 身長が低い | 寝る(左に飛びやすい) | 標準(まっすぐ飛ぶ) |
クラブを正しく構えた時の、シャフトと地面の間の角度のことです。 長いクラブほどライ角は小さくなり(シャフトが倒れていき)、 短いクラブほどライ角は大きくなる(シャフトが起き上がっていく) ように設計されています。
クラブのライ角は、クラブを構える人の身長によって、適正値が変わってきます。
設計上のライ角よりも寝かせて構えると、球は左に行き、
起こして構えると、球は右へ行きます。
これは、ロフトがあればあるほど顕著になりますが、
パターですらこの現象が起こります(パターにもライ角が多少ついている)。
長さ
シャフトの長さのことです。
男性用だと、3番アイアンだと40インチ(101.5cm)近くあるのに対し、
9番アイアンだと36インチ(91.44cm)程度になります。
※1インチは2.54cmです。
シャフトは長いほうが飛距離がでますが、振るのが難しくなり、方向性も不安定になります。
ロフト角
クラブを正しく構えた時の、ボールを打つ面が、どれだけ上を向いているかのことです。
5番アイアンだとだいたい24度程度なのに対し、9番になると38度程度に(ロフト角が大きく)なります。
ロフト角が小さいと弾道は低く力強くなり、大きいと高くなります。
重さ
クラブの重さのことです。
大抵はグラム(g)で表現されます。
一般的にはクラブヘッド、シャフト、グリップの総重量のことを指します。
無理のない範囲内で重たいほうがよいとされています。
- 力があるほうが重たいものを扱える
- スウィングが手打ちでないほど重たいものを扱える
- 若いほど重たいものを扱える(歳をとると、重いものは故障の原因になる)
重心距離
クラブシャフトからクラブヘッドの重心点(芯)までの距離のことです。
この距離が長いと、慣性モーメントが大きくなります。
スイングスピードが速い人は短かめ、遅い人は長めにします。
ショットにおいて、この距離が短いとフェース面のターンがしやすくなり、 長くなるとしにくくなります。
また、この距離が長いほうが、運動エネルギーとしては大きくなるので、 ラフからのショットで草に負けて右に行ってしまうというミスを減らすことができますが、 逆に、普段から右へ飛んでしまうという悩みを抱える可能性もあります。
逆に、この距離が短すぎると、フェースが早く返りすぎてしまう“ひっかけ”の原因にもなります。
| 重心距離が長い |
・右へ行きやすい ・慣性モーメントが高い ・草の抵抗に影響されにくい |
| 重心距離が短い |
・左へ行きやすい ・フェースターンがしやすい ・草の抵抗に影響されやすい |
慣性モーメント

慣性モーメントが低ければ低いほど、ヘッドは左右にブレやすい。
慣性とは、「物体が外力の作用を受けない限り同じ運動状態を続けようとする性質」 (goo辞典より)のことです。
ここでのモーメントの意味は、回転運動のことをいいます。
つまり、 慣性モーメントとは、回転運動が起こりやすいかそうでないかのことです。
慣性モーメントが高いと回転運動が起こりにくく、逆に低いと回転運動が起こりやすくなります。
この値が高いほうが、球の直進性には優れています。
特に、パターで重要なステータスといえます。
重心の高さ
地面かクラブヘッドの重心までの高さのことです。
重心の高さはスイートスポットの高さに直結します。
つまり、重心が高いとスイートスポットの位置は高くなり、
重心が低いとスイートスポットの位置は低くなります。
重心が低いほうが弾道の高い球を打ちやすくなります、
スイートスポットが下方向に狭くなってしまうといった副作用もあります。
フェースプログレッション
フェースプログレッション(face progression)とは、 直訳するとフェース面がどれだけ前に出ているか、ということになります。
シャフトの中心線と基準にして、前方向に出ているものをストレートネック、 その逆をグースネックといいます。
グースネックのほうが球のつかまりがよくなり、スピンも掛かりやすくなります。
この構造のほうがヘッド側のシャフトがしなりやすくなるためです。
ストレートネックは、弾道が高くなります。
スチールシャフト
鉄でできたシャフトのことです。
一般的に重く、剛性があります。
昔はカーボンシャフトは発明されていなかったので、 すべてスチールでした。
重いということがネックのスチールですが、 好んで重いクラブを使う場合には、スチールのほうが値段も安いので、 わざわざカーボンにする必要は無いかもしれません。
カーボンシャフト
カーボンでできたシャフトのことです。
カーボンとは炭素のことです。
スチールシャフトよりも軽いという特徴があります。
落雷で死んだゴルファーもいますが、カーボンも電気を通しますので注意して下さい。
トーダウン現象
トーダウン現象とは、遠心力により、クラブヘッドの重さがシャフトを縦方向にしならせることをいいます。
「トー」とは「先端」のことで、ここではクラブヘッドの先端のことを指しています。
この現象で気をつけなければいけないのが、ライ角です。
トーダウン現象により、構えていた時のライ角より、
スウィング中のインパクト時のライ角のほうが大きくなります。
そのため、アイアンの場合はトーがやや上を向くように構えます。
ドライバーの場合は、この現象がさらに顕著に起こるので、
アイアンの時よりもさらに上を向くように構えます。
パターの場合はトーダウン現象は起こらないので、パターのライ角通りに構えます。